現代音楽の枠を超えたいと願う5人のミュージシャンによるプロジェクト、Arch Echo。彼らが目指すのは、複雑ながらもリスナーにとって馴染み親しみやすい音楽を創造し、情熱と熱意を持って届けること。バークリー音楽大学出身の4人のメンバーを中心に2016年に結成、その翌年にはデビューアルバムArch Echo」をリリース。Dream TheaterAnimals As Leadersのようなプログレッシヴメタルバンドからの影響を受けつつも、ジャズ・フュージョンの要素も取り入れた幅広い音楽性を持つ、そのユニークかつ新鮮なサウンドで、彼らは世界中から注目を集める。アルバムリリース後、北米やヨーロッパでのツアーを行い、2018年にはUK Tech Festのメインステージにも登場。2019年に日本デビューとなるYou Won’t Believe What Happens Next!」をリリースし初来日を果し、その圧倒的パフォーマンスで日本のファンを魅了するそして2020年にはStory I」(日本盤ボーナストラックYYZ」)という4曲入りEPを発表。Dream Theater、Periphery、Plini、Vola、Hakenといったアーティストとのツアーや、Jacky VincentとのCOヘッドラインツアーを含め、彼らのパワフルなライブサウンドは世界中の新しいファンを魅了し続けている。そして2023年夏、3作目となる待望のニューアルバムがいよいよリリースされる。

Joey Izzo - Keyboards

ニューヨーク州のアディロンダックで生まれ育ち、12歳でピアニストとして音楽の世界に熱中し、プロとして活動し始める。その後、キーボード、作曲、プロダクションにも取り組み、2016年にバークリー音楽大学を卒業。音楽プロダクションとエンジニアリングの専攻を修め、その後、プロダクション、ライブパフォーマンス、セッションワーク、教育にも精通するようになる。プロデューサー兼ミックスエンジニアとして、彼はTen Second Songs、Violet Orlandi、Stevie Tなど、YouTubeコミュニティのクリエイターのために幅広く活躍している。また、北カントリースクールの音楽教師として、ニューヨーク州北部地域およびオンラインで、年間70人以上の生徒と世界中の年齢層の異なる学生たちへ、音楽パフォーマンス、理論、プロダクションの素晴らしい世界を紹介している。また数多くのプロジェクトにセッションキーボードを提供し、NBC、TBSなどのネットワークで彼の作曲がフィーチャーされている。彼にとって最も重要なことは、素晴らしい妻MCと結婚し、エミーとジョセフという2人の子供の誇りある父親であることだという。

Adam Rafowitz - Guitars

プログレとフュージョンのコミュニティで注目を集めるギタリスト。1992年にミネソタ州ミネアポリスで生まれ、6歳の時にギターを手にし、それ以来、ギターから目を離したことがないという。バークリー音楽大学に通い、2015年にギター演奏専攻で卒業。影響を受けたアーティストには、アラン・ホールズワース、ガスリー・ゴヴァン、リターン・トゥ・フォーエバー、イエロージャケットなどが含まれる。2014年、オリジナル曲「Perpetual Motion」でStrandberg初のGuitarsコンペティションに優勝し、そのコミュニティで注目を集める。以来、彼はStrandbergアーティストとして認定され、ほとんどの演奏でそのギターを使用。Arch Echoの楽曲制作以外の時間は、自分の技術を磨き、演奏し、レガート奏法、タッピング、ハイブリッドピッキングなどに興味を持つギターの学生たちを指導している。2015年、ギターレジェンド、ジョージ・ベンソンに出会い、彼のリビングルームで一緒に演奏する機会を得る。ジョージはAdamと彼の演奏に興味を持ち、以来、彼の音楽のメンターとアドバイザーとなっているという。以下彼のコメント。「新鮮かつエネルギッシュで興奮を誘う音楽を語るなら、アダム・ラフォウィッツのギター演奏を体験するべきだ。彼は間違いなく聞くに値する存在。彼のバンド、アーチ・エコーは、あなたに衝撃と幸せを同時にあたえてくれるだろう。Trust me!」- ジョージ・ベンソン                

 

Joe Calderone - Bass

ソングライター、オーケストレーター、ミックスエンジニア、そしてセッションベーシスト。彼のオリジナル楽曲は、Lego Masters、Making It、Cannonball、Temptation Island、そしてAre You Smarter Than A Fifth Graderなどのテレビ番組で放送されている。2015年にバークリー音楽大学を卒業し、フィルムスコアリングの学位を取得。2016年にはソロEP「Isometry」をリリース。音楽の研究を通じて、常に分析を重ね、チャイコフスキーや近藤浩治、Death Cab for CutieやRushなど、様々な影響を取り入れることを目指してきた彼は、ハードロックの影響も受け、攻撃的なロックフィンガースタイルやベースライン作曲においての独自のアプローチでも知られている。カナダのポップグループZarbo、アメリカのロックバンドMozey、そしてプログレッシブメタルアーティストのIliad KorinやPoincaré Conjectureなど、様々なジャンルのバンドのミキシングやプロデュースを手がける。

Adam Bentley - Guitars

人生のほとんどをギタープレイすることに捧げ、音楽プロダクションを約10年間学び、バークリー音楽大学で音楽制作の学士号を取得。 その後、すぐにナッシュビルでミックス・エンジニアとして働き始め、現在は、プログレッシブ・メタルジャンルの多くのアルバムでクレジットされるフルタイムで働くスタジオミキサー兼プロデューサーでもある。またソロプロジェクトAbsentlyは、その優れたミュージシャンシップとプロダクションよって多くの称賛を得え、自身のYouTubeチャンネルにオーディオチュートリアルを定期的に投稿もし人気を得ている

Richie Martinez - Drums

音楽漬けの家庭で育ち、20年に及ぶその道に出て以来、今もなお熱心に自分の技術を磨くドラマー。ミュージシャンとして、中西部でのヒップホップコンサートからアメリカ中部のハードロックショーまで、多種多様なジャンルや場所で演奏する。彼のディスコグラフィーは豊富で、アーティストのプロジェクトにフィーチャーされることも多々ある。すべての演奏者が音楽教育の世界に魅了されるわけではないが、彼は、長年の献身的な練習、粘り強さ、そして偉大さへの渇望から得た経験と知識を共有することで、才能を成功に導く哲学を守っている。テクニック、コンセプチュアルなアプローチ、創造性、効果的な練習、音楽演奏の楽しさを重要視する教育手法で、学びたいという熱意を持った人々に興味の種を植え、育むことを目指している。